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ホメオパシー

ホメオパシー治療とは、約200年前にドイツ人の医師ハーネマンが体系化した医療です。

ホメオパシーは、レメディと呼ばれる薬を使って、本来体に備わっている自然治癒力に働きかけることで、
精神と心と身体のアンバランスになっている病気の状態から、バランスが整った健康な状態を
取り戻していく過程を手助けする治療法です。

現在の医療は対症療法で、たとえば、熱が出た時は解熱剤を、頭が痛い時は鎮痛剤をと言うように、
病気の症状を治療する治療法です。また、肝臓病、腎臓病など病気の局所(一部分)の治療が
主となります。しかし、ホメオパシーでは、症状や一部分のみを治療するのではなく、病気に
なっている患者自身を診て体質や精神状態、心も含めて体全体を診て治療しますので、
通常の医療とは異なった体系の医療です。

ホメオパシーの治療は、「健康な患者(動物)にとって有害な症状を引き起こすものでも、その症状を
持った患者(動物)にとっては、病気を治癒する力になる」という考えが基本になっています。この発見は、
ハーネマンがマラリヤの特効薬であったキナの皮を煎じて飲んでみたところ、悪寒・発熱・発汗など
マラリアそっくりの症状に見舞われましたが、時間が経つと、その症状がなくなったことからきています。
これをホメオパシーでは、類は類を治すことから類似の原則と呼んでいます。
また、ハーネマンは、臨床的な観察の中で、毒性を弱めるために最小限度で効果的な投与を行うために
レメディを希釈しても、臨床的な効果は弱まらず、かえって強まっていくという現象を確認しました。
これがホメオパシーのもう一つの基本原理、最小限度での効果的投与です。

これらに基づきホメオパシーの薬(レメディ)を投与し治療を行うのがホメオパシーです。

ホメオパシーの主な適応
・ 一般医療との併用時、薬剤の投与量の削減及び副作用の軽減を目的とした治療
・ 西洋医学などの薬の投与の困難な若齢動物、高齢動物、妊娠中の動物への投与
・ 重篤な症例で従来の治療法が使用できない動物への投与(薬物アレルギー等)
・ 難治性疾患のQOLを考えた治療
・ 問題行動や精神的な問題に対する治療補助として

ホメオパシー

ホメオパシー

 

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