A. 「甘がみ」とは、子犬が弱い力で軽く咬みつく行為です。まず、健康な子犬であれば、犬として自然な行動で、どんな子犬にでも起こり得ることだということを理解してあげてください。体罰による矯正はかえって甘がみを悪化させますので病院等にご相談下さい。
A. 多くの犬は首の脇や耳の後ろ、胸の前、おなかなどが気持ちの良い場所です。逆に頭のてっぺんや足の先、マズルなどの先端部分はあまり好きではありませんので、「いい子、いい子」と犬の頭をなでるのは実は犬にとってはうれしくないのかもしれません。気持ちのいい場所を選んでなでてあげましょう。
A. 犬、特に子犬はかじることが大好きです。かじっていいもの(おもちゃ)を与えなければ自分でかじる対象を探してきます。大切なものをかじられないように、おもちゃをうまく使いましょう。
A. 一般的には、ビタミンなどの栄養不足、寄生虫がいる、しつけの失敗、飼い主の反応を期待、トイレのしつけの失敗、幼犬期特有の一過性の遊び行為、ストレス、退屈、スキンシップ不足など様々な原因が考えられますが、対応は個々の犬で異なりますので病院でご相談下さい。
A. 伝染病のワクチンは生後8-12週までに2~3回接種します。この時期は社会性が身に付く重要な時期ですので、外出することには重要な意味があります。病気に感染させないで外出する方法については病院でご相談下さい。
A. 犬は聴力がすぐれているので大声で合図する必要はありません。いつも大声で指示していると大声でないと指示を聞かなくなる可能性がありますのでご注意下さい。
A. ノーリードや長いリードで遊ばせ、事故やトラブル、他者への損害が発生した場合、民法によって責任を問われることになります。人をひどく咬んだ場合は刑事罰を問われることもありますのでご注意下さい。
A. 犬は止まっているものより動いているものに敏感に反応します。たとえば、シェパードを使ったある実験では、動かないモノなら550m、動くモノなら825m離れた標的を見分けることができたそうです。視力のいいハウンド犬や牧羊犬では、1500m先で人が手を振っているのに気づくことができるという報告もあります。
A. 犬の嗅覚は人間の1000~1億倍といわれています。においを嗅ぐ能力が高いというということは、そのにおいをきつく感じるということではないのでお母さんの香水には慣れてしまうのかもしれません。
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