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ニュースレター 【2017年5月号】

お散歩日和が増えましたね!

だんだんと日差しを強く感じるようになってきました。
動物病院の5月は“予防の季節”です。


愛犬・愛猫ちゃんと一緒にこれからの暖かい季節を楽しめるよう
しっかり準備しておきましょう。

“ズーノーシス”をご存じでしょうか?

ズーノーシスとは

人と動物が共通にかかる病気のことです。
“ペット感染症”と呼ばれ、ワンちゃんや猫ちゃんが原因で人にも感染してしまいます。
ワンちゃんや猫ちゃんのもっている寄生虫や細菌が、嚙まれたりキスをしたりしたときに体内に入ってくることで起こるものが多いです。
スキンシップやフン尿の処理はとっても大切なことですが、そのことを意識して行うようにしましょう。

ペット感染症

代表的なズーノーシス

■狂犬病
感染の原因:噛まれる
症状:頭痛や幻覚など。死に至ることもあるこわい病気です。
年に一度のワクチン接種を忘れないようにしましょう。

■回虫症
感染の原因:虫の卵が口に入る
症状:発熱。重度の場合は脳炎が起こる場合もあります。
幼児や高齢者など、免疫力の低い人は注意する必要があります。

■パスツレラ症
感染の原因:噛まれる、唾液が口に入る(キスなど)
症状:腫れや化膿、淡や血痰など
この原因となるパスツレラ菌はワンちゃんや猫ちゃんが普通にもっているものです。抵抗力が下がっているときなどは注意しましょう。

予防について

ズーノーシスの基本的な予防は “手洗い”“寄生虫予防” です。
ズーノーシスの発症は珍しいのですが、
珍しい分、かかったときに診断されるまでには時間がかかり
気づいたときには重症になっている可能性があります。

「予防」によってワンちゃんや猫ちゃんとの楽しい時間を守りましょう。

ズーノーシスの基本的な予防は “手洗い”“寄生虫予防”

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当院で扱っているワクチンや予防のお薬について
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お声かけください。

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