受付・問診
避妊・去勢手術は予約制となりますので、お電話にてご予約をお取りください。
また、当院を受診されたことのない方は、事前にご受診いただき診察をさせていただきます。
避妊去勢手術は、望まない妊娠を防ぐことや、病気の予防、発情期を迎えたわんちゃん・ねこちゃんの問題行動などの改善を目的に行われます。避妊去勢手術は、わんちゃん・ねこちゃんが発情期を迎える6〜7か月頃から体が成熟する1歳前後を目安に行われることが一般的とされています。
避妊手術を行うことで、ペットの無計画な繁殖や避妊失敗による不要な子犬や子猫の誕生を防ぎます。
避妊手術を行うことで、子宮疾患や乳腺腫瘍などの病気のリスクを低減します。
発情期における問題行動(交尾のための過剰な求愛行動、家の中での排尿マーキングなど)を軽減し、ペットの生活品質を向上させます。
子宮蓄膿症 | 子宮蓄膿症は、子宮内の細菌感染によって子宮が膿で満たされる病気です。発情周期や子宮内での細菌の増殖により発症することがあります。治療を受けない場合、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。 |
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子宮腫瘍 | 子宮腫瘍は、子宮内の組織や細胞が異常な増殖を起こし、腫れた塊を形成する疾患です。良性のものもありますが、悪性の場合はがん化する可能性があります。 |
乳腺腫瘍 | 乳腺腫瘍は、乳腺組織から発生する腫瘍の総称です。乳腺の組織が異常な増殖を起こし、腫れた塊を形成します。特に未避妊の雌犬や雌猫に多く見られます。 |
卵巣疾患 | 卵巣疾患には卵巣の炎症や嚢胞、腫瘍などが含まれます。これらの疾患は、避妊手術を受けていない雌犬や雌猫に見られることがあります。 |
性行動による問題行動(マーキング、攻撃的な行動、雄同士の闘争など)が減少します。
去勢手術を行うことで、前立腺疾患や陰嚢腫瘍などの病気のリスクを低減します。
去勢手術を受けた動物は、一般的に長い寿命を享受しやすいとされています。
前立腺疾患 | 前立腺疾患は、主に雄犬や雄猫に影響する疾患で、前立腺組織の炎症や肥大、腫瘍などが含まれます。これらの疾患は去勢手術を受けていない雄犬や雄猫によく見られます。 |
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陰嚢腫瘍 | 陰嚢腫瘍は、陰嚢部位で発生する腫瘍のことです。一般には去勢手術を受けていない雄犬や雄猫に見られることがあります。 |
麻酔のリスクはゼロにはできないものの、可能な限り低くできるように努めております。術前検査によるリスク評価、身体の状態や検査結果などから個々の状態に合わせた麻酔薬の使用、術前からの点滴や投薬によるリスク低減、最新の麻酔器による管理、術中の状態変化を最新の生体モニター機器により把握し素早く対応、術後も状態によりICUなどを使用して術後管理にも気を付けております。
当院では、避妊・去勢手術を1000件以上執刀した経験のある獣医師が、避妊・去勢手術を担当いたします。リスクや副作用を極力低下させる麻酔管理と徹底した痛みの管理で、動物たちの身体の負担を最小限に抑えた、安全で確実な手術を行っております。
避妊・去勢手術は予約制となりますので、お電話にてご予約をお取りください。
また、当院を受診されたことのない方は、事前にご受診いただき診察をさせていただきます。
全身の身体検査のほか、オスであれば精巣の状態、メスであれば陰部や乳腺の状態を確認いたします。また麻酔によるリスクを最小限に抑え、より安全に手術を行うため、血液検査やレントゲン検査など術前検査をさせていただきます。
手術当日は、手術の予約時間の12時間前から絶食、3時間前から絶水していただきます。
術前検査の結果に基づいて全身麻酔をかけ、手術を行います。基本的にオスの場合は日帰りで、メスの場合は開腹手術のため1泊2日のお預かりとなります。
お迎えの際に手術の内容、術後のケア方法についてご説明いたします。