消化器科

こんな症状はありませんか?

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 食欲がない
  • 便に血が混じる
  • 体重が減る
  • お腹が張っている

このような症状がみられたら
消化器科の病気の可能性があります!

によくある疾患

腸炎

腸炎は下痢、血便、嘔吐、元気や食欲低下などの症状を起こす消化器疾患です。
原因は様々ですが、細菌や寄生虫の感染、食物アレルギー、中毒物質の摂取、ストレスなどが挙げられます。
下痢の場合は糞便検査を実施して寄生虫の感染があれば駆虫薬で対処し、感染がなく、比較的軽度な症状であれば対症療法により多くの場合は数日で改善します。
症状が重度であったり繰り返している場合は、血液検査や超音波検査、内視鏡検査を実施して原因に沿った治療をします。
食物アレルギーや食物不耐性が疑われる場合はフードを変更していただき、フードが合えば遅くとも2週間前後で改善が見られます。

膵炎

膵炎は、膵臓の炎症を指します。膵臓は消化酵素やインスリンなどの重要なホルモンを生成する臓器であり、その炎症は犬の健康に深刻な影響を与える可能性があります。膵炎の原因には、高脂肪の食事、膵管の閉塞、外傷、膵臓への血流の低下、感染、薬物の副作用などが含まれます。これらの要因により、膵臓内の消化酵素が活性化され、膵臓組織を消化してしまうことがあります。これにより、炎症が起こり、周囲の組織にも影響を及ぼす可能性があります。
犬の膵炎の症状には、急性の場合には突然の嘔吐、食欲不振、腹部の痛みや腫れ、下痢、脱水などがあります。慢性の場合には、体重減少、消化不良、糖尿病などが見られることがあります。膵炎の診断には、臨床症状や血液検査、超音波検査、腹部X線、CTスキャンなどが使用されます。治療には、輸液療法、抗生物質、鎮痛薬、抗酸化物質、消化酵素の補充などが一般的に用いられます。急性の場合には絶食や腸管栄養が必要な場合もあります。

誤飲誤食

誤飲誤食は、犬が身の回りの物を誤って口に入れてしまうことを指します。これは、偶発的な事故や好奇心から起こることがありますが、重篤な健康リスクを引き起こす可能性があります。
誤飲誤食の原因としては、家庭内での誤飲誤食や、外部での毒物の摂取、食べ物の誤食、異物の誤飲、またはその他の危険な物質の摂取が挙げられます。食べ物の中には、犬にとって有害なものが含まれている場合があります。例えば、チョコレート、アルコール、人間の薬、果物の種、キャンディーのラッパーなどが挙げられます。犬が異物を誤って摂取すると、消化管の損傷や閉塞を引き起こす可能性があります。また、有毒な物質を摂取した場合は、中毒症状が現れることがあります。これには、嘔吐、下痢、けいれん、異常な行動、意識障害などが含まれます。そのため、犬が誤飲誤食した場合、獣医師に連絡し、速やかに適切な処置を行いましょう。

によくある疾患

腸閉塞

糸や紐、布などで遊んでいた猫がそれらを誤って飲み込むと胃や小腸で引っかかってしまうことがあります。
それにより腸閉塞や腸断裂による致死的な腹膜炎を引き起こすことがあります。
特に紐状のものでよく遊んでいる若齢の猫で多い傾向にありますが、どの年齢でも起こり得ます。
症状は多くの場合頻回の嘔吐を示しますが、食欲不振や沈うつのみが認められることもあります。
誤食の既往歴があり、レントゲンや超音波検査で特徴的な腸の異常所見が見られ、さらに腸閉塞が疑わしい場合は開腹手術を行い直接異物を取り除きます。

腸炎

腸炎は下痢、血便、嘔吐、元気や食欲低下などの症状を起こす消化器疾患です。
原因は様々ですが、細菌や寄生虫の感染、食物アレルギー、中毒物質の摂取、ストレスなどが挙げられます。
下痢の場合は糞便検査を実施して寄生虫の感染があれば駆虫薬で対処し、感染がなく、比較的軽度な症状であれば対症療法により多くの場合は数日で改善します。
症状が重度であったり繰り返している場合は、血液検査や超音波検査、内視鏡検査を実施して原因に沿った治療をします。
食物アレルギーや食物不耐性が疑われる場合はフードを変更していただき、フードが合えば遅くとも2週間前後で改善が見られます。

膵炎

膵炎は、膵臓の炎症を指します。膵臓は消化酵素やインスリンなどの重要なホルモンを生成する臓器であり、その炎症は犬の健康に深刻な影響を与える可能性があります。膵炎の原因には、高脂肪の食事、膵管の閉塞、外傷、膵臓への血流の低下、感染、薬物の副作用などが含まれます。これらの要因により、膵臓内の消化酵素が活性化され、膵臓組織を消化してしまうことがあります。これにより、炎症が起こり、周囲の組織にも影響を及ぼす可能性があります。犬の膵炎の症状には、急性の場合には突然の嘔吐、食欲不振、腹部の痛みや腫れ、下痢、脱水などがあります。慢性の場合には、体重減少、消化不良、糖尿病などが見られることがあります。膵炎の診断には、臨床症状や血液検査、超音波検査、腹部X線、CTスキャンなどが使用されます。治療には、輸液療法、抗生物質、鎮痛薬、抗酸化物質、消化酵素の補充などが一般的に用いられます。急性の場合には絶食や腸管栄養が必要な場合もあります。

消化器科治療の2つの特徴

  • 必要な検査をすること、必要ではない検査はしないこと

    わんちゃんやねこちゃんの嘔吐や下痢は、ほとんどの場合は、一過性のもので、適切な治療によりすぐに改善することがほとんどです。ですが、一部で重大な病気が隠れており、適切な検査や原因疾患へのしっかりとした治療が必要となる場合もあります。当院では、そのあたりを問診や一般身体検査から判断し、必要と判断されればエコーやレントゲンなどの検査をお勧めさせていただいております。

  • 様々な検査が可能

    検査が必要とされた場合、血液検査、レントゲン検査、超音波検査などの検査を院内でおこなうことが可能です。これにより診断精度を上げることができます。

診療の流れ

受付・問診

受付いただきましたら、スタッフから問診させていただきます。どのような症状がいつごろからあるのかお伺いさせていただきます。便をお持ち頂いている方はスタッフにお渡し下さい。

身体検査

お腹に痛みがないか、腫れている部位がないかなど、お腹を中心に全体的に触らせていただきます。その後、他に異常がないか全身の身体検査を行います。
使用したい写真がある場合はご用意ください。

検査

下痢や血便といった便の症状の際にはまず糞便検査を行います。また嘔吐の場合も含め、症状の経過や触診の結果によっては画像検査、血液検査をご提案させていただきます。

検査結果の説明・治療方針のご相談

検査結果に応じてお薬や食事療法などをご提案させていただきます。必要に応じて更なる精査を目的に消化管造影検査をご提案させていただくこともあります。なお、ご飯やお水を十分に取れず脱水などで弱ってしまうことが想定される動物に関しては入院治療をお勧めすることもあります。

お会計・次回の予約

お会計、お薬のお渡しは受付からさせていただきます。軽症の方はお薬を飲んでいただき様子をみていただきます。中程度から重度の症状の方は病状に合わせて次回の再診の目安をお伝えさせていただきます。

診療料金

治療費用
軽度(内服1種類2週間) 2,200円〜
重度 入院を提案する場合もあり、状態により概算をお伝えします。
検査費用
尿検査 2,090円
泌尿器エコー検査 6,600円
血液検査 7,600円〜

※表示は税込価格です