ニュースレター 【2017年2月号】
まだまだ寒いですが、2月は春の始まりです♪
「鬼は外!福は内!!」
まだ随分と冷え込む日が続いていますが、2月3日は「立春」ですね。
2月2日の節分には、皆さんも豆まきをされるのでしょうか。
ぜひ、ワンちゃんやネコちゃんと共に、邪鬼を追い払い、一年の厄除けをしてみてください。
一年に一度ワクチン接種しましょう
ワクチンについて
ワクチン接種は、一度感染してしまうと治療が困難な伝染病を予防するために必要なものです。
様々な伝染病がありますが、ウイルス伝染病には特効薬がありません。

また、発病すると非常に死亡率の高い感染症もあります。
これらは感染力が強いため、日常生活の中で感染してしまいます。
ワクチン接種によって病気にかからない強い身体をつくりましょう!!
ワクチンの種類
ワンちゃんや猫ちゃんのライフスタイルやお住まいの地域によってもかかりやすい病気が異なります。
誕生して1年目の接種時や体が小さい場合は、摂取量もそれらを考慮して決めなければなりません。
また、ワクチンはワンちゃん猫ちゃんの体調のよい時に行う必要があるため、どのワクチンプログラムにするのか獣医師の先生と相談しましょう。
ワクチンを接種しないと…
ワクチン接種で予防できる病気の一部に関して簡単にご説明します。
わんちゃんの病気
犬ジステンパー
仔犬は大変かかりやすく、最も多く見られる犬の代表的な病気。
空気感染、もしくは、感染した犬の分泌物(排泄物・鼻水・目ヤニなど)に触れることでうつり、発熱・咳・鼻水・下痢・血便・脱水症状・目ヤニ・鼻の頭が乾燥する・けいれんや運動障害などの症状が現れる。
通常は感染してから1ヶ月半後くらいにほとんどが死亡する恐ろしい病気です。
犬レプトスピラ感染症
レプトスピラという病原体が原因の細菌感染症。
感染した犬の尿やねずみからうつり、胃腸や肝臓が悪くなっていく。
発熱・食欲不振・目の充血・嘔吐・血便・脱水症状・下痢・口の中の出血などの症状が現れる。
3~4歳の雄犬に多くみられるケースが多い。
猫ちゃんの病気
猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
猫のヘルペスウイルスが原因で起こる猫の風邪の一つ。
空気感染、もしくは、感染した猫の分泌物(排泄物・鼻水・目ヤニなど)に触れることでうつり、風邪の症状(咳・くしゃみ・目やに・発熱など)や下痢などの症状が出る場合も多く、食欲不振から急激な衰弱や脱水症状が起こり、死亡するケースもある。
猫カリシウイルス感染症と混合感染することが多く、冬によく見られ、仔猫の時にかかりやすい病気です。
猫白血病ウイルス感染症
『猫白血病ウイルス』と呼ばれるウイルスの感染症。
感染した猫とのなめ合いやケンカなどにより、唾液からうつり、急性期なら発熱や下痢、貧血などの症状が現れ、慢性期なら貧血や細菌感染、さらにはリンパ腫や白血球の減少、また免疫低下によって、細菌感染症や悪性腫瘍にかかりやすくなります。
ワンちゃん猫ちゃんが辛い想いをしないように、定期的なワクチン接種を行いましょう!
