熱中症にご注意を
人間は汗をかいて体温調節ができますが、わんちゃんねこちゃんは肉球以外ほとんど汗をかけないため、ハァハァと口をあけて呼吸することで体温を下げています。
ですが、湿度の高い日本では、なかなか体温が下げづらいのです
動物が快適な温度は23℃~28℃、湿度40~60%です。
熱中症の症状とは…?
体温が上昇、体が熱い、呼吸が荒い、ヨダレ、ぐったりしている、嘔吐、フラフラしている、痙攣など。
もしも熱中症の疑いがあるときは・・・
すぐに冷水で体を冷やし、濡れたタオルでくるんで必ず病院へ連れてきてください。
熱中症は命にかかわる恐ろしい病気です
わんちゃんの暑さ対策
- 直射日光当たらない風通しのよい場所にし、換気をよくする。
- いつでも新鮮な水が飲めるように何カ所かに水を置く。
- 市販のクールマットなどを有効活用(ただし保冷剤などは中身を食べると中毒を起こす危険があるため飼い主さんの目の届く範囲で)
- コンクリートよりも土の上にいられるようにする。
- 長時間のお留守番はエアコンをゆるめにいれていくかドライ除湿にする。
- お散歩は早朝か夕方に!(ただし夕方はアスファルトがまだ熱いことも。手で地面をさわって確認してみましょう)
熱中症に特にかかりやすいのはこんな子
- 子犬や老犬
- 短鼻種(パグ・シーズー・ブルドックなど)
- 太っている子
- 体調が弱っている子や心臓病の子
- 被毛の色が濃い子や被毛が厚い子
その他、「すぐ戻るから」と車に短時間でも置いて出かけないでください。
2~3分でも車内の温度はすぐに上がってしまいます。飼い主さんがそばにいないと対処が遅くなり手遅れになることも。
わんちゃんは暑さに弱く、熱中症になりやすい動物です。
しっかり対策をして快適に過ごせるようにしてあげましょう。