症例紹介

【獣医師が解説】犬が落ちた直後にすべきことは?見逃せない症状と病院での検査|袖ヶ浦市のますみ犬猫病院

外科

袖ヶ浦市・木更津市・君津市・市原市・富津市にお住まいの皆様、こんにちは。 千葉県袖ヶ浦市のますみ犬猫病院です。
「愛犬が高いところから落ちてしまった!」そんな事故が起こると、飼い主様は大きな不安を感じることでしょう。
犬は高いところから落ちると、骨折や内臓損傷、脳震盪などの重篤なケガを負う可能性があります。
今回は、犬が高いところから落ちた際に考えられるケガと、当院での検査・治療について詳しくご紹介します。


犬が高いところから落ちたときに考えられるケガ

1. 骨折や脱臼
・前足や後足の骨折が多く見られます。
・関節に強い衝撃が加わると脱臼することがあります。

2. 内臓損傷
・肝臓や脾臓などの臓器が衝撃を受けて出血することがあります。
・落下後、元気がない、ぐったりしている場合は要注意です。

3. 頭部外傷・脳震盪
・高いところから落ちると、頭を強く打つ可能性があります。
・意識がもうろうとする、ふらつく、嘔吐する場合は早急な治療が必要です。

4. 背骨や神経の損傷
・脊椎にダメージを受けると、歩行障害や麻痺が生じることがあります。
・後ろ足がふらつく、動かせない場合はすぐに病院へ。


こんな症状が見られたら早めに受診を!

・足を引きずる、立ち上がれない
・元気がなく、ぐったりしている
・嘔吐やふらつきがある
・呼吸が荒い、苦しそうにしている


犬が高いところから落ちた場合、すぐに症状が出なくても後から悪化することがあります。
上記の症状が見られたら、すぐにお近くの動物病院を受診してください。

ますみ犬猫病院での検査と治療


1. 検査
・触診・視診:外傷や痛みの有無を確認します。
・レントゲン検査:骨折や脱臼の有無を詳しく調べます。
・超音波検査:内臓損傷や内出血の有無を確認します。
・血液検査:炎症や内出血の程度を評価します。

2. 治療
・骨折や脱臼の治療:ギプス固定や手術を行います。
・内臓損傷の管理:出血があれば輸液治療や手術を実施します。
・脳震盪・神経障害のケア:安静管理や神経保護薬を投与します。

ますみ犬猫病院の外科治療の特徴


★予防~治療後まで一貫して対応
当院では、骨折などの整形外科疾患を防ぐためのアドバイスを行っています。
抱っこの仕方や落下防止の工夫などをお伝えし、術後ケアまでしっかりサポートいたします。

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