犬のメラノーマが末期と診断された方へ｜袖ヶ浦市のますみ犬猫病院
袖ヶ浦市・木更津市・君津市・市原市・富津市にお住まいの皆様、こんにちは。
千葉県袖ヶ浦市のますみ犬猫病院です。
愛犬が「メラノーマの末期」と診断されたとき、多くの飼い主さまが「何か他にできることはないか」と考えます。
そのお気持ちに、私たちはしっかり寄り添っていきたいと考えています。
当院では、抗がん剤や放射線治療のサポートとして、またはご家族が無理なくできるケアとして、統合医療を取り入れています。
犬のメラノーマ末期とは
メラノーマは、皮膚や口腔内、足の裏などにできる悪性の腫瘍で、特に口の中にできるメラノーマ（口腔内メラノーマ）は転移や再発がしやすいといわれています。
「末期」と判断されるのは以下のようなケースです。
・腫瘍が大きくなり手術が困難
・肺やリンパ節など、全身に転移が見られる
・食欲低下、出血、呼吸困難などの症状が出ている
このような状態では、積極的な治療よりも「QOL（生活の質）」を保つことが重要になります。
ますみ犬猫病院で行う統合医療とは
「統合医療」とは、西洋医学的な治療（手術・抗がん剤・放射線など）と、
補完療法（漢方・食事療法・レーザー・ホモトキシコロジーなど）を組み合わせることで、
愛犬の自然治癒力を高め、できる限り穏やかな時間を過ごせるようにするアプローチです。
たとえばこんなケースに
・抗がん剤を使っているけど、副作用がつらそう
・呼吸が苦しそうで、何か楽にしてあげられないか
・食べる力が落ちてきたけど、できるだけ自分で食べさせてあげたい
・延命よりも「なるべくつらくない毎日」を選びたい
どれも、飼い主さまの愛情からくる優しい悩みです。
私たちはそのお気持ちを受け止めながら、その子に合ったケアの方法を一緒に考えていきます。
統合医療による具体的なサポートの一例
- これ以上治療法がないと言われた
- 高濃度ビタミンC点滴などの代替医療
- 食欲がない
- 食事療法＋温灸で内臓の働きを助ける
- 呼吸が苦しそう
- ステロイド＋ホモトキシコロジーで炎症を軽減
- 抗がん剤の副作用
- 漢方やレーザーで体力の回復を助ける
- ぐったりしてきた
- 免疫サポート点滴やマッサージで活力アップ
※その子の状態に合わせて内容は調整します。
「末期」でも、“できること”があります
たしかに、メラノーマ末期と診断されたときにできる治療の選択肢は限られています。
でも、「もうできることはない」わけではありません。
・今の苦しみを和らげてあげること
・食べる楽しみを残してあげること
・「まだ大丈夫」と思える時間を増やすこと
・おうちで、安心して過ごせるようにすること
それらすべてが「立派な医療」であり、愛情あるケアです。
ご家族で悩む時間も、愛犬との大切な時間
「治療するかどうか迷っている」
「通院がストレスになっていないか心配」
「このままでいいのか分からない」
そんな風に迷われている飼い主さまこそ、ぜひ一度ご相談ください。
治療をする・しないではなく、「何を大切にして過ごすか」を一緒に考えることが私たちの役目です。
ご相談だけでも大丈夫です
「病院に連れて行ったら治療を強制されるのでは…」と不安に思われるかもしれません。
ますみ犬猫病院では、ご相談だけでのご来院も大歓迎です。
愛犬が安心して過ごせるよう、無理のないケアプランをご提案します。