犬の腎不全が進行し、点滴以外の治療が難しいと言われたら|袖ヶ浦市のますみ犬猫病院
〜できる限り穏やかに過ごすために、私たちにできること〜
袖ヶ浦市・木更津市・君津市・市原市・富津市にお住まいの皆様、こんにちは。
千葉県袖ヶ浦市のますみ犬猫病院です。
「進行した腎不全で、点滴以外にできる治療はありません」
獣医師からそう告げられたとき、何をしてあげればいいのか分からず、不安や戸惑いでいっぱいになる方がほとんどです。
しかし、治療の選択肢が限られた状況でも、できることはあります。
当院では統合医療を活用し、進行した腎不全のわんちゃんのQOL(生活の質)をできるだけ守るサポートを行っています。
なかでも、猫の腎不全治療でファーストチョイスとなっているホモトキシコロジー(ドイツ療法)は、犬にも応用しており、QOLが大きく改善したケースを多数経験しています。
副作用の少ないこのアプローチは、腎機能への負担を最小限に抑えつつ、わんちゃんが穏やかな日々を取り戻す手助けとなっています。
犬の腎不全とは?
犬の腎不全は、腎臓の機能が低下し、体に不要な老廃物や毒素を排出できなくなる状態です。
慢性的に進行する「慢性腎不全」が多く、初期にはほとんど症状が見られません。
しかし、進行すると以下のような症状が現れやすくなります。
・水を大量に飲む/トイレの回数が増える
・食欲の低下/体重の減少
・嘔吐・下痢・口臭がきつくなる
・元気がなく、寝ている時間が増える
・貧血・けいれん・意識障害などの神経症状
「もう治療の選択肢がない」と言われた場合でも、症状の緩和や、愛犬が少しでも楽に過ごせる工夫は可能です。
進行した腎不全でもできること ~当院の統合医療による緩和ケア~
ますみ犬猫病院では、進行した腎不全においても、以下のような統合医療のアプローチを取り入れ、つらさの軽減や穏やかな時間をサポートしています。
✅ 点滴・補液治療の最適化
✅ ホモトキシコロジー(自然薬)によるデトックス
✅ 食欲低下へのサポート
✅ 嘔吐や下痢など消化器症状の緩和
✅ 不安や痛みのケア
QOLを守るという考え方
腎不全の末期では、「延命」ではなく「その子らしく過ごせる時間を守る」ことが最も大切だと私たちは考えています。
・苦しみを最小限に
・家族と過ごす穏やかな時間を大切に
・最期まで“その子らしく”
そのために必要な治療やケアを、医学的・自然療法的な視点の両面からご提案しています。
ご家族のためのサポートも行っています
末期の腎不全のケアは、飼い主さまの心と体にも大きな負担をかけます。
「これで良いのか分からない」「つらそうで見ていられない」
そんなお気持ちに寄り添いながら、在宅ケアのアドバイスや精神的なサポートも行っています。
「最期までおうちで見送ってあげたい」という方のために、無理のない形でケアができるようお手伝いしています。
ご相談だけでも大丈夫です
治療を無理にすすめることはありません。
「今、何をしてあげられるのか」「どこまで頑張るべきか」
そんな悩みを一緒に整理するところからでも構いません。
お気軽にご相談ください。